NO.1959(リオは間近...)
先日のネットニュースに、
「いい記録で泳げるんじゃないか」33歳になった北島康介が期待する事
という見出しがあった。
以下、コピペ。
「桜のように散りましたね。来年……咲かせたい気持ちはあるけど」
昨年の日本選手権でそう口にしてから、もう少しで1年近くが経とうとしている。
「水泳人生のラストチャンスと思って、死にものぐるいで練習したいですね」
強い言葉を、真剣な眼差しで口にした。しかし、そこに、悲壮感はなかった。
むしろ北島康介が醸し出していたのは、別の空気だった。
中略
だが、歳をとるにつれ故障しやすくなり、日々の練習の疲れもとれにくくなるのも事実だ。変わりつつある体を受け止め、黙々と風景の変わらないプールで泳ぎ続ける毎日もまた、しんどくなってくる。
それらをはねのけ、妥協なく長期間の練習に取り組むには、自分自身の心と向き合う覚悟が必要となる。ましてやアテネ、北京五輪では100m、200m両種目金メダルを達成し、ロンドン五輪でも競泳最終日のメドレーリレーで銀メダルを手にしている。満足感があっても不思議はない。では、何が北島の支えとなっているのか。
中略
リオデジャネイロ五輪代表をつかむには、日本選手権で2位以内となり、派遣標準記録を突破しなければならない。100mは59秒63、200mは2分9秒54だから、まだ少し距離がある。
それでも、北島は言う。
「今は期待しかありません」
2月23日には、スペインの高地合宿へ出発した。
「初心に戻って、代表をつかむという強い気持ちで選考会に挑みます」
自分の可能性を信じるスイマーの、大きな挑戦の行く末を見守りたい。
4月4日~10日に行われる、第92回 日本選手権水泳競技大会がリオへの切符を掴む選考会となる。選考されるには、「元世界記録保持者」でも「元オリンピック金メダリスト」でも、必ず今大会で結果を出さなければいけない。
どんなタイムを叩き出すのか、どんな結果になるのか、いち水泳ファンとして応援したい。
ちなみに、「リオデジャネイロオリンピック」は、開会式が8/5 18:00
競泳競技は、8/6~13(現地時間)
0コメント