No. 1812 (アンダーカバー・ボス...)
表題の「アンダーカバー・ボス」というTV番組をご存知でしょうか?
先日、特に見たい番組があるわけではなかったけど、コロコロとTVのチャンネル変えてると、wowowでこの「アンダーカバー・ボス」をやってた。
姫はこれを見て、「あっ、コレ知ってる。社長さんのやつやろ?」
そう。大企業のCEOなんかが、新人見習いの振りをして会社に潜入し、中から会社を変えていくのをカメラで追うドキュメンタリー番組。
「やらせ」がどうとか、いろいろ言われてるみたいけど、そもそもTV番組なんてほとんどが、筋書きがありそれに沿って話が進んでいくんだから、その中で違和感なく「面白い」とか「感動した」とか、視聴者に思わせれば、それでOKだと思う。
で、たまたま見た回は、アメリカで全国展開している、ファミリーレストランにCEOが皿洗いや接客スタッフとして働き始め、それぞれの既存のスタッフがどのように新人さんへの教育をしていくかというもの。
以下、番組のHPより抜粋
“現場に潜れば経営が変わる!”大企業をはじめとした組織のリーダーが経営の問題点を探るべく、別の人間に変装して現場に潜入するリアリティ・ショー第5シーズン。
「ビュッフェズ」のCEO、アンソニー・ウィードが潜入調査に挑む。彼は企業再生のカリスマとしてさまざまな会社のトップを務めてきた。「ビュッフェズ」は過去に2度の破綻を経験しているため、企業精神の変革が必要だとアンソニーは考えている。そんな中、彼が訪れたのはルイジアナ州レイクチャールズの店舗。洗い場担当のスカイは始終横柄な態度で仕事を教えようとしなかったため、アンソニーは激怒してしまい……。
大企業のトップは、叩きあげでなければ、今の現場の状況がなかなか把握できないというケースが多いと思う。
それを、新人を装い、現場に潜入して、「良いところ」「悪いところ」「新人教育はどうあるべきか」「接客とはどうあるべきか」等を改めて見直す。
一通りのマニュアルはあっても、働くスタッフは、いろんな人がいるわけだし、来店してくれるお客さんも、いろんな人がいる。
スタッフの評価をする時に、「良いところは良い」「悪いところは悪い」と、はっきりさせて、頑張っているスタッフには、昇級だけでなく、ボーナスや、時によっては、自動車やマイホームをプレゼントする。
「自動車やマイホームのプレゼント」は大げさだとしても、頑張っている自分の仕事に、良い評価をもらえれば、誰でも嬉しくない筈がない。
話は変わるけど、昨日「FACEBOOK」の友達がシェアしてた記事にこんなのがあった。
『世界で一番貧しい大統領のスピーチ』という絵本
この本の中で、「本当のリーダーとは自分を越える人材を残すこと」という言葉があるそうです。
こういう考えで物事を進めたり、仕事をしていくと、きっとたくさんの人が付いてきてくれて、たくさんの人が幸せな気持ちで、仕事に励めるんだろうなぁと、改めて感じた。
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